自給率の低下

食料自給率、という言葉があります。これはひとつの国で消費される食べ物(作物)のうち、どれだけの割合が国産で賄われているかという指標のこと。日本の食料自給率は世界的に見て低い水準にあると言われていますが、一体なぜなのでしょうか?解決策も含めて考えてみましょう。

農業の生産性とは何か

なぜ日本の自給率は低いのか?という問題ですが、これは「戦後の急激な食生活の変化」が理由として挙げられます。以前はお米が主食であったものが、パンや麺類の普及により食事全体が欧米化し、それに農業生産が対応しきれなくなっているのですね。そこで政府は、食料自給率の目標を「2030年時点で45%」に定め、農業の生産性アップも含めて取り組みを行っています。

農業における生産性とは、簡単に言えば「効率よく作業し、少ないコストで大きな収益を得ること」が課題です。しかし、昨今日本の農業が人手不足や高齢化に悩まされているのも事実。どうすればこれを解決できるのでしょうか?

農業における自給率低下の解決策とは?

農業における自給率低下の解決策としては「農地に対してより多くの作物を作れるようにする」、「人件費や労働時間のコストを減らす」、「過剰投資をしすぎない」などが挙げられます。

そこで、注目されているのがスマート農業です。スマート農業は農業ロボットやドローン、AIなどを活用した未来型の農業を指し、現代の農家に起こりがちな人手不足の解決が期待できます。過去の収穫量やハウスの状況等をデータで管理可能なものも存在するので、過剰投資も防ぎ、より多くの収益につながる可能性もあるでしょう。

農業ロボットの導入例

耕耘ロボット「YT488A/YT498A/YT4104A/
YT5113A」(ヤンマー)

引用元HP:ヤンマー公式HP
(https://www.yanmar.com/jp/)
生産性アップを目指す方におすすめな農業ロボットとしては、ヤンマー(ヤンマーアグリジャパン)の農業ロボット「YT488A/YT498A/YT4104A/YT5113A」が挙げられます。これは耕うんから除草、種まき、防除まで幅広い機能を有するロボットトラクターで、1人で2台を動かすことも可能です。有人、無人の両方に対応しているほか、スマートアシストによるサポートも受けられて非常に良心的。
ロボットトラクターの導入事例は公式サイトでも紹介されており「1台で2つの作業ができるのがいい」「今までと比べると半分くらいの労力で動かせる」「適切なタイミングを逃さないので、収穫も効率よく可能」といった声が寄せられています。
参照元:ヤンマー公式サイト(https://www.yanmar.com/jp/agri/cases/)
    • YT488A 8,222,500円~(税込)
    • YT498A 10,730,500円~(税込
    • YT4104A 11,731,500円~(税込)
    • YT5113A 13,634,500円~(税込)
    会社名 ヤンマーホールディングス株式会社
    問い合わせTEL 記載なし(各販売店にて対応)
    本社所在地 大阪市北区茶屋町1-32 YANMAR FLYING-Y BUILDING
    URL https://www.yanmar.com/jp/agri/
    展示会出展実績 ヤンマーアグリジャパンONLINE EXPO、サマーフェスティバルinファーマーズほか