ここでは、ねぎの収穫ロボット・収穫機について紹介していきます。作業負担を軽減するために、収穫ロボットの活用を検討してみませんか。
白ねぎ収穫は、うね崩し、堀取り、搬送、土落とし、集束・結束という工程が必要ですが、ねぎ収穫機「HL10」は1台ですべての工程を行うことが可能です。機体を水平に調節できるため、左右の溝の深さが違っても作業ができ効率良く作業ができます。左右のゲージ輪がうねを挟むようにして、うねに追従して走行するから、安定した走行ができ作業に集中が可能。
また補助搬送装置と作業台を装備しており、収穫用ネットを置くことで、ネット・紐どちらの結束方法にも対応できます。ねぎ収穫機の機能向上による作業効率・作業性向上、省力化の実現が評価され、2020年度には農業食料工業会開発賞を受賞(※)しています。
うね崩し、堀取り、土落とし、集束までの一連作業を1台で行えるため、ねぎの収穫時間を大幅に短縮できます。標準で隣接堀りができるため、ねぎ栽培の規模拡大にも貢献しています。
ねぎの収穫は作業工程が多く、作業者の負担が大きくなります。HL10の導入により、作業者の人員を削減すると同時に重労働を軽減することが可能。収穫作業時間を大幅に短縮できるため、ねぎ栽培面積の拡大にも繋がるでしょう。
「大地」「海」「都市」をフィールドに、地球規模での幅広い事業を通じて、未来につながる豊かさの実現に貢献してきました。アグリ事業では、機能性を追求した製品や安定した農業経営をサポートし、持続可能な農業の実現を目指しています。
会社名 | ヤンマーアグリ株式会社 |
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問い合わせTEL | 公式HPに記載なし |
本社所在地 | 岡山県岡山市中区江並428 |
URL | https://www.yanmar.com/jp/agri/ |
ニシザワが開発したのは、加工・業務用葉ねぎ収穫機。うね立て栽培された葉ねぎの地上部だけを刈り取って収納するオール電動モータ駆動式です。3~4条刈り用で、バッテリの電力低下時でも補充電が行えるよう、携帯型発電機も別途搭載しています。
刈取部は、ネギを挟持・搬送するベルトと、搬送したねぎを後傾させる補助搬送ベルトを連結した搬送ユニットを、栽植条数分並列に配置しています。走行部が左右に傾斜してもうね面に追随できるよう、刈り取り部は走行部中央に前後左右の傾斜自在にピン固定しています。手刈り作業よりも約10倍以上の作業能率となり、つらい作業も一気に解決できます。
ねぎの収穫スピードをアップさせ、労働時間を大幅に削減できます。農林水産省「加工・業務用農産物」プロジェクト並びに農水省研究成果実用化促進事業の委託により商品化したもので、生食用の葉ねぎに比べて加工・業務用葉ねぎの省力安定生産を図れます。
価格はニシザワ公式HPに記載されていないため、問い合わせが必要です。
従来の手刈り作業より約10倍の作業能率を実現できるため、人手不足の解消ができます。また、収穫作業の省力化によって経営規模を拡大し、生産性の向上を図ることも可能です。
野菜洗浄機・選別器・磨機・工業用洗浄機の総合メーカーです。明治時代の創業から農機具の製造に関わり、日本の農業に深く関わってきた豊富な開発力と実績があります。農家の立場に立ち、ニーズに合わせた価値ある製品を作り続けています。
会社名 | 株式会社ニシザワ |
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問い合わせTEL | 0877-33-2438 |
本社所在地 | 香川県仲多度郡多度津町北鴨3-1-50 |
URL | http://www.nishizawanet.jp/ |
生食用の葉ねぎ(根付きねぎ)は、家庭消費の伸び悩みにより市場価格が不安定となっています。ねぎ産地では、1回の定植で収穫・再生を繰り返して3回ほど繰り返せるため、加工・業務用葉ねぎの契約栽培に取り組む農家が増加傾向にあります。
どちらの収穫方法にしても、葉ねぎ栽培では収穫・調整作業に全作業時間の3分の2以上を要すると言われており、農作業ピーク時には労働力不足が心配され、規模拡大の妨げとなっています。収穫の重労働の負担を減らすため、ねぎ収穫機の開発・導入が期待されています。
ねぎの収穫は、根付きで収穫するか、地上部だけ刈り取って収穫するかで違いがあります。しかし、どちらもねぎ収穫機を導入することで格段に作業効率が上がり、栽培面積を増やすなど収益を上げる可能性が出てきます。大きな時間を割かれる収穫作業にこそ、収穫機の導入を検討してみてはいかがでしょうか。