農業機械のメーカーとして、日本でも知名度が高いクボタ。近年ではスマート農業にも力を入れているようですが、一体どのような製品が造られているのでしょうか?今回は会社の特徴もふまえ、詳しく見ていきましょう。
クボタは、農業機械のメーカーとしては国内最大のシェアを誇る企業。海外での販売にも力を入れており、特にトラクターはそのブランド力で世界的に幅広い支持を集めています。創業以来「社会課題を解決しよう」をテーマに水や食料、環境に関わる事業を行ってきたクボタは、スマート農業に対しても「日本の農業に、未来と希望を」とのコンセプトで真摯に取り組んでいるようです。
農機の中ではとりわけトラクターがイメージされるクボタですが、魅力としては「耐久性が高く、故障しにくい」点が挙げられます。農業機械は毎日使うものだからこそ、ある日突然の不具合が起きると大変ですよね。クボタはアフターサービスも手厚いと言われていますから、末永く安心して利用し続けることができるでしょう。
クボタの農業ロボットとして代表的なのは、アグリロボトラクタ MR1000A。高精度な自動運転を搭載した有人仕様と、乗車しなくても様々な操作が可能な無人仕様が用意されており、いずれも100馬力とパワフルな性能です。無人仕様には障害物検知機能や後方レーザーなども搭載しているため、途中で止まることなくスムーズに走行できます。
また、クボタの営農支援システム「KSAS」とも連動。自動で日誌の作成や作業軌跡の再生、機械の状態チェックなどが行えるようになりますから、日々の作業を更に効率化できるのではないでしょうか。
会社名 | 株式会社クボタ |
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問い合わせTEL | 06-6648-2111 |
本社所在地 | 大阪市浪速区敷津東一丁目2番47号 |
URL | https://www.kubota.co.jp/ |
展示会出展実績 | スマート農業EXPO、農業week、クボタバーチャル展示会ほか |
クボタの新しい農業ロボット研究としては、電気自動車メーカーで知られる「テスラ」と共同開発される「ワイン用ブドウの育成ロボット」が挙げられます。これはAIを駆使した自律的な作業ロボットを予定しているとのことで、2022年1月に発表されました。世界的な企業のタッグによる研究は、今後も注目を集めることでしょう。